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浸透テクノロジー「QuSome」

超微小カプセルにスキンケア成分を包み込み、角層の奥まで届ける/Qusome(キューソーム)

ブライアン・ケラー博士が大学教授を務める傍らで研究をしていたのが、患部に治療薬を届ける技術です。この技術は抗がん剤や遺伝子治療薬に用いられています。

ここで用いられていたのが医療成分の効果を高めるために開発された浸透テクノロジーで「ドラッグデリバリーシステム」と言われる技術です。

ドラッグデリバリーシステムは皮膚への浸透性を各段に高めます。その技術は「リポソーム」と呼ばれる小さな小さなカプセルを使った技術です。リポソームはリン脂質のナノカプセルで、その中に薬剤を入れて水にしか溶けない医薬品を患部へと運びます。

リポソームを使ったドラッグデリバリーシステム。これをスキンケアに使ったのがビーグレンの化粧品です。

QuSomeを化粧品に

美容成分と言われているコラーゲンやビタミンC、ヒアルロン酸などは、実は水にしか溶けない成分です。

つまり、肌の表面に塗ってもあまり意味がありません。

肌は皮脂や細胞間脂質という「脂」で覆われているため、美容成分と呼ばれるものを肌の奥まで浸透させるにはリポソームのような技術が不可欠でした。その証拠に、クリスチャン・ディオールでは、1987年からリポソームを使った化粧品を販売していました。

ではなぜリポソームがあまり知られていないのでしょうか。

それには次のような理由があります。

1.安定性が低く長持ちしない
リポソームはその性質上、安定せずに時間の経過とともに壊れてしまします。
つまり、製造から販売、そして使用する期間がかなり限られてきてしまうという点で、製品化には向いていません。
2.製造が難しい
リポソームの原料となる「リン脂質」を製造するにはとてもコストがかかります。また、特別な処理るだけでなく、人の肌に害がある有機溶剤を使用する必要があります。
3.高くなる
製造にコストをかけてしまうことで、販売価格がとても高くなってしまい、他の化粧品と比べて、とても高価な化粧品になってしまうので、販売しても売れる見込みが立ちません。

ここに挙げたリポソームの欠点を無くしたのがQuSomeです。

ケラー博士がドラッグデリバリーシステムの研究を進めるに当たり、リン脂質に変わる特別な脂質を発見しました。

QuSomeはリポソームの欠点を無くしつつも同じ働きをするものとしてさらに研究がすすめられ、その小さな粒子の中にスキンケアに役立つ成分を閉じ込めることが可能となりました。